【ウエイト版】小アルカナ ペンタクル【金貨】Ⅶ のカードの意味を解説します。
小アルカナはワンド・カップ・ソード・ペンタクルの4種56枚で構成されています。
それぞれの属性について、Ⅰ~Kingの
正位置で配置された場合
逆位置で配置された場合
全般的な意味と解釈(リーディングの例を含む)をご紹介していきましょう。
ペンタクル【金貨】Ⅶ
ペンタクル【金貨】 Ⅶ
農夫でしょうか。しっかりとした体つきの男性が鍬を地面に置き、寄りかかるようにしています。
視線の先は、こんもりとしたツル科の植物に大量に実ったペンタクルです。
大きな収穫に喜んでいるのかと思いきや、表情は不満げで、喜びのかけらもありません。
望んだモノとは異なる結果に途方に暮れているといった態と解釈できるでしょう。
正位置のキーワード
・望んだものは手に入らない
・賃金や収入への不満
・利益を生まない
・失望・落胆
正位置の場合の解説
描かれていることが全てと言えるでしょう。
望みは叶わず、思いもしなかった結果に落胆を禁じ得ません。
過度な期待は粉々に打ち砕かれ悲嘆にくれる可能性があるでしょう。
仕事関係では望んだほどの成果は得られぬもののある程度の結果を残すことはできるでしょう。ただしそれは本人にとっては不十分極まりない結果なのです。
恋愛では、考えを一度整理する必要があるでしょう。
期待したような恋愛や結婚は望めないことを表しています。
相手との関係に、暗雲が立ち込める予兆といったところでしょうか。
思っていたような相手と違う・・・そんな不満をあからさまにしてしまいそうです。
時間なり距離なりを置くことが必要です。
逆位置のキーワード
・望むような進展は得られない
・期待とは異なる成果
・目的と結果が異なる
逆位置の場合の解説
望むほどの成果が得られない理由は、自身の努力や力が不足しているのだということになかなか気づくことができません。
遅々として進まない物事に焦れて、最悪のタイミングでことを起こしてしまう可能性も。
思い付きで行動してしまったことから望まない結果を見ることになりかねないでしょう。
損得勘定に意識が向かってしまい、本来の望みが何だったのかを忘れてしまったために自身が全く思ってもみなかった結果になってしまう事もあるでしょう。
恋愛関係では、相手に対し妥協しての付き合いをした結果望まない結婚を余儀なくされる、逆にあいてからフラれてしまうといった事もあるかもしれません。
自身の思い描いた理想の結果を求めるには本人の努力なり手順なりに足りないものが多かったといった解釈もできるでしょう
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