【ウエイト版】小アルカナ ペンタクル【金貨】Ⅰ のカードの意味を解説します。
小アルカナはワンド・カップ・ソード・ペンタクルの4種56枚で構成されています。
それぞれの属性について、Ⅰ~Kingの
正位置で配置された場合
逆位置で配置された場合
全般的な意味と解釈(リーディングの例を含む)をご紹介していきましょう。
ペンタクル【金貨】Ⅰ
ペンタクル【金貨】 Ⅰ
雲の中から突き出た手のひらが金貨をもって宙に浮いています。
下方には設えられた花壇にユリの花が咲いている様子が描かれています。
純粋さの象徴であるユリが咲き誇る庭園の花壇の背後には遠くに山が描かれており、理想的な美しさを感じることができます。
ペンタクルのカードは金銭的な物事について表しているものですが、金銭という物質的な幸福を表すものと、精神的な意味での幸福を表すもの、という二つの解釈ができるでしょう。
正位置のキーワード
・財産
・繁栄
・安定した幸福
正位置の場合の解説
物質的な意味での幸福を感じることができるでしょう。
金銭や財産、家など所持することで幸福を感じるものを得ることができるでしょう。
また、精神的な意味でも同様に幸福を感じることができると解釈できます。
恋の成就、結婚、子孫繁栄などこれからも続く安定した幸福を手に入れることができるでしょう。
人間関係や仕事関係でも同様に、成果を得て財を成すと解釈することができるでしょう。
安定を土台に次のステップに昇っていくといった解釈も。
リーディングの例 Ⅰ
逆位置のキーワード
・貪欲
・物質的な幸福を望む
・間違った方向性
・精神的な成長の遅滞
逆位置の場合の解説
物質的に恵まれすぎている事から精神の向上が妨げられているさまを表しているようです。
金銭や環境などに恵まれ、自身の努力を怠っている様子をイメージできるでしょう。
努力を知らず、面倒なことはすぐにあきらめ、それでも金銭で手に入るものならばすぐにでも手を出すといった貪欲だけれども努力はしない、といったタイプを表しています。
お金=物質的とするならば、お金はあるだけ欲しいし、ないならよそから回してもらうのが当然といった傲慢な面も見えています。
自分の力で努力して結果を出すということの尊さを考えてみる必要がありそうです。
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