【ウエイト版】小アルカナ ソード【剣】Ⅹ のカードの意味を解説します。
小アルカナはワンド・カップ・ソード・ペンタクルの4種56枚で構成されています。
それぞれの属性について、Ⅰ~Kingの
正位置で配置された場合
逆位置で配置された場合
全般的な意味と解釈(リーディングの例を含む)をご紹介していきましょう。
ソード【剣】Ⅹ
ソード【剣】 Ⅹ
凶兆を示すカードです。
10本の件に体を地面に縫い付けられるように倒れている男性が横たわっています。
赤い布が夥しい血を表しているかのようです。
10本すべての剣が体に刺ささり身動きも取れないで横たわる様は抵抗するすべのない死を表しているかのようです。
荒涼とした大地に横たわる彼の上空には真っ黒な雲が覆いかぶさるように見えています。
現状のリセットを必要としています。
逃れようのない現状を覆すには、全てを棄てて一からやり直す必要があると解釈できるでしょう。
正位置のキーワード
・現状の崩壊
・絶望
・家族の破綻
・逃れようのない破滅
正位置の場合の解説
これまでの全てが崩壊することを暗示しています。
逃れようのない現実に心も体も限界を向かえるでしょう。
状況は最悪であり、回避策はないことを理解する必要があります。
仕事などでは、不可避の重大なトラブルを経験するでしょう。
収集不可能な事態が予想できます。
恋愛においては、関係の悪化から、きれいにお別れすることもできなくなる可能性もあります。
覆すことのできない現状を変えるには、全てをリセットする他無いでしょう。それは思考であり、感性であり、心であるかもしれません。
これまでとは全く異なるアプローチでのみ現状からの離脱を図ることができるのです。
逆位置のキーワード
・一時的な勝利
・再挑戦のチャンス
・最悪の状況からの脱出
・リセット
逆位置の場合の解説
状況は安全・安心できるものではないにせよ、一旦は落ち着くでしょう。
全てを失う可能性は無くなったとしても、危機を完全に回避できたわけではありません。
ただ、再度挑戦しようと思うことのできる状況には変化します。
仕事などでは、最悪の危機を回避することができるでしょう。ただし、その後の対応次第ということです。
もう一度チャレンジしようと思うだけの心の強さは残っているようです。
恋愛においては、過去の相手との復縁や、絶望的だった相手との関係の修復といった可能背があるでしょう。
これまでと同じわけにはいかない事を意識する事です。
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