【ウエイト版】小アルカナ ソード【剣】Ⅱ のカードの意味を解説します。
小アルカナはワンド・カップ・ソード・ペンタクルの4種56枚で構成されています。
それぞれの属性について、Ⅰ~Kingの
正位置で配置された場合
逆位置で配置された場合
全般的な意味と解釈(リーディングの例を含む)をご紹介していきましょう。
ソード【剣】Ⅱ
ソード【剣】 Ⅱ
中心には両手に剣を持つ女性が描かれています。
胸の前で交差した腕には二本の剣が握られており、女性の目には目隠しがされています。
二本の剣はバランスよく互い違いに上に向かい左右を指しています。
背後には海と月が描かれており、ところどころに岩を見ることができます。
空に浮かぶ月は新月で、弱弱しい光が海を照らしている様子です。
剣は力を象徴していますが、この場合、二本の剣がバランスよく左右に握られている事から力の均衡を表しているとも解釈できます。
正位置のキーワード
・調和した力
・均衡
・膠着
・緊張
・決断できない
正位置の場合の解説
力の均衡を表しています。
バランス良く保たれている状態である一方、その状態を崩すことができないともとることができるでしょう。
現状は良くバランスのとれた平和な状況ですが、そのバランスは危ういものでもあるのです。
ここから先に進めない、この状況を崩すことができない、といった膠着状態をも表していると解釈できるでしょう。
恋愛の場合は、良い状態を表しています。
互いに支え合い、良い関係を築いていると考えることができます。
お互いを信じているという一見平和な状態ではありますが、ともすればバランスを崩してしまい残念な結果を迎える可能性も秘めています。
表面的で一時的な調和を表していると解釈して良いでしょう
逆位置のキーワード
・旅立ち
・開放
・調和を欠いた関係
・バランスの崩壊
逆位置の場合の解説
調和は崩れ、状況は一転し悪化する可能性があります。
紙一重のバランスで保たれていた平穏が、音を立てて崩れていくことを感じるでしょう。
恋愛などでは、相手の裏切りやちょっとした浮気心から全てを失う可能性も。
旅立つのは現状からの逃避に他なりません。逃げ出したところで、状況は変わることはありません。
しっかりと考えをまとめて己のまいた種であれば刈り取る決意が必要です。
騙されたと感じる時は、相手の様子を観察することです。
信用や信頼を失う可能性に注意。
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