【ウエイト版】小アルカナ ワンド【棒】Ⅳ のカードの意味を解説します。
小アルカナはワンド・カップ・ソード・ペンタクルの4種56枚で構成されています。
それぞれの属性について、Ⅰ~Kingの
正位置で配置された場合
逆位置で配置された場合
全般的な意味と解釈(リーディングの例を含む)をご紹介していきましょう。
ワンド【棒】Ⅳ
ワンド【棒】 Ⅳ
堀にかけられた橋の背後に見えるのは古城。
4本のワンドの先端にはばらの花。
カードを一見したイメージは、背後の建物の灰色の建物とバランスよく建てられた4本のワンドから安定や物質的な充足を表しているように見えます。
太陽の光を模した黄色からは安定や安楽といったイメージも連想されるでしょう。
ワンドの間に見える2人の若い娘が、喜びの花輪を頭上にささげていることから幸福を表しているとも解釈できるでしょう。
正位置のキーワード
・完成
・平和・繁栄・調和
・安定・休息
・結婚が近い
正位置の場合の解説
安定している状態を示しているといえるでしょう。
また、完成した仕事を前にほっとした休息の時を満喫しているとも解釈できます。
努力してきた仕事が完成・完了し、満足を得ている安定した心理状態を表しているのです。
また、一方で恋愛に関して近い将来に結婚するであろうという意味もあります。
良い関係を構築することができたことで、結婚という恋愛のゴールに到着するという可能性を示すものでもあります。
安定した心理状態と、安定した未来をイメージすることのできるカードです。
逆位置のキーワード
・完成(正位置よりは弱い意味)
・平和・繁栄・調和(正位置よりは弱い意味)
・安定・休息(正位置よりは弱い意味)
・結婚が近い(正位置よりは弱い意味)
逆位置の場合の解説
このカードは逆位置であってもほぼ、正位置と近い意味合いを示しています。
ただし、正位置ほどの完全性は持っていないので、部分的に欠けている可能性も含んでいるといえるでしょう。
解釈としては、正位置ほどの力強い可能性ではなく、完成までには至らない未完のイメージが強いのです。
恋愛に関しては結婚に向かう気持ちはあれどもまだまだ先のイメージといった解釈で良いでしょう。
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