【ウエイト版】小アルカナ ワンド【棒】Ⅴ のカードの意味を解説します。
小アルカナはワンド・カップ・ソード・ペンタクルの4種56枚で構成されています。
それぞれの属性について、Ⅰ~Kingの
正位置で配置された場合
逆位置で配置された場合
全般的な意味と解釈(リーディングの例を含む)をご紹介していきましょう。
ワンド【棒】Ⅴ
ワンド【棒】 Ⅴ
5人の若者が描かれています。
各々の手にはワンドが握られ、武器として戦っている様子です。
大きなワンドは若者たちの手に余るほどのサイズです。
Ⅴのカードは、他の小アルカナでも凶を意味しており、このワンドのⅤも同様に凶兆を示すものとされています。
互いの主張をぶつけ合う、戦いの状態は、誰しも引こうとはしない乱闘状態を表しているのです。
対立する相手との互いに引かぬ戦いを描いたこのカードは、人間関係の不和や対立といった心の中を表すものでもあるのです。
正位置のキーワード
・闘争
・引かぬ戦い
・大胆さが勝利の鍵
・障害・訴訟・トラブル
正位置の場合の解説
人間関係におけるトラブルを克服しなければならないことを表しているといっても良いでしょう。
個人の力量が全てを支配するともとることができます。
ただし、トラブルに負けるということではありません。
描かれた5人の若者は誰一人として打たれ項垂れているわけではありません。
それぞれが自身の主張を曲げることなく戦い続けている状況は、力の勝るものが状況を克服し事態を好転させることができるのです。
混乱の最中にあっても自分を信じ、自分の力でもって信念を曲げないことが大切です。
逆位置のキーワード
・闘争は負ける
・引き際を誤る
・見境のない猛進
・トラブルは終わらない
逆位置の場合の解説
正位置ではトラブルの中でも自分を見失うことなく主張し続けることで状況を好転させることができましたが、逆位置で出た場合は、それが原因で状況は好転しないでしょう。
信じて突き進むことでもはや引くこともできない状況に陥りそうです。
勝とうという意志の強さゆえに敗北を認めることすらできない、そんなトラブルの連鎖に見舞われてしまう可能性が高いでしょう。
勝負事は特に注意が必要です。
引き際を見誤り取り返しのつかない失態を招く可能性があるでしょう
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