【ウエイト版】小アルカナ カップ【杯】Ⅷ のカードの意味を解説します。
小アルカナはワンド・カップ・ソード・ペンタクルの4種56枚で構成されています。
それぞれの属性について、Ⅰ~Kingの
正位置で配置された場合
逆位置で配置された場合
全般的な意味と解釈(リーディングの例を含む)をご紹介していきましょう。
カップ【杯】Ⅷ
カップ【杯】 Ⅷ
遠くには険しい山と満月が見えています。
満月の顔は赤い服を纏い歩き出そうとする男性を見下ろしています。
彼の前に広がるのは不毛な大地と険しい道のりです。
手前にある八ツのカップに見向きもせず旅立とうとする男性は、過去の成功も栄誉も全て棄てて不毛な荒野へと旅立つのです。
これまでの全てを棄ててしまうほどの大きな失望や絶望を味わった男性の行く末はとても厳しいものでありましょう。
正位置のキーワード
・失望・絶望
・価値観の転換
・手にしたものに満足しない
・目的を失った放浪
正位置の場合の解説
努力を重ね積み重ねてきたものが、その価値を失ってしまいます。
恋愛では不倫などによる過去の清算を行わねばならない可能性が高いでしょう。
仕事や人間関係においては、信頼していた人との関係の解消などが考えられます。
貴方自身を表す場合は、特に過去の清算といった意味合いが強くなるでしょう。
自身に理由があり、過去に対する未練を断ち切るといった意味合いを持っています。
逆位置のキーワード
・幸福
・信頼
・新しい恋
・祝宴
逆位置の場合の解説
信頼はより厚く、幸福はより大きくなっていくでしょう。
積み重ねた努力はその手の中で幸せな重みを感じることができるでしょう。
恋愛においては、継続してきた良い関係に新たな幸福が訪れるでしょう。
仕事や人間関係においても、良好で信頼できる相手との良い関係を継続することで大きな成功を手にする可能性もあるでしょう。
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