【ウエイト版】小アルカナ カップ【杯】Ⅳ のカードの意味を解説します。
小アルカナはワンド・カップ・ソード・ペンタクルの4種56枚で構成されています。
それぞれの属性について、Ⅰ~Kingの
正位置で配置された場合
逆位置で配置された場合
全般的な意味と解釈(リーディングの例を含む)をご紹介していきましょう。
カップ【杯】Ⅳ
カップ【杯】 Ⅳ
若者が1人、木の根元に胡坐をかいて何か考え込んでいるようです。
彼の目前には3つのカップが置かれており、もう一つのカップが雲のようなものから突き出た手により差し出されています。
それでもなお、若者は不満げな表情を崩しません。
正位置のキーワード
・不満
・貪欲
・思考に溺れる
・足りない決断力
正位置の場合の解説
物事に対し、大きな不満を抱えている状況です。
与えられることに対しても、それだけでは不満だと感じているでしょう。
それが十分なものであったとしても、満たされない思いが強いのです。
また、不満を感じているにもかかわらず、自分からは動こうとしないといった腰が重く行動に移せないということも見て取れます。
こうしたことから、決断力が無く実行力も乏しいことがわかります。
不満であれば動けばよい。けれど、動く気になれない。そんなジレンマを抱えてただそこにいるしかないといった状況です。
恋愛においては、ハッキリとした不満があるわけではないにもかかわらず一緒にいることが面倒になってしまったりといった倦怠期などを表すこともあります。
逆位置のキーワード
・新しい関係・仕事
・新たなる目標
・芽生えた野心
・目覚め
逆位置の場合の解説
これまでとは違った視点で物事を見ることができるようになるでしょう。
興味の対象が変化したり、新たな目標を抱くことも。
心境の変化が著しく、眠りからの目覚めのようなはっきりとした視界・視野を持つことができるようになるでしょう。
恋愛においては新たな出会いや偶然の再会なども期待できるでしょう。
同じ相手との復縁も可能性としてはあるでしょう。
コメント