私は1歳年下の元彼と合計4年ほどお付き合いしています。
元彼とは似たもの同士で家族構成・末っ子であることや生まれた月、血液型が同じで違うのは性別だけじゃないかな?と思うほど、性格や価値観がよく合います。
ここまで気の合う人に出会ったことはありません。
第三者から見ても「仲良しだね」と言われるほど息がぴったりです。
そんな元彼との復縁エピソードをお話しします。
[mokuji]
元彼と私に訪れた1年のターニングポイント
元彼の中にはルールがあります。
それは「お付き合いした人と1年続けば結婚する」というものです。
私はそれを聞いたときスピード婚だな、と思いました。
私は今までの経験で平均しても1年の期間を超える交際が多い反面、元彼は今まで半年程度のお付き合いを何度かしており、1年以上の交際経験がありませんでした。
私は長く付き合うことで相手に情が湧いて、別れた男性と復縁することもしばしば。
元彼は熱しやすく冷めやすいタイプで、嫌な面を見てしまうと燃え上がった炎はすぐに消えてしまいます。
そんな元彼と恋愛について話を深めた数日後、「誰とでも1年は余裕で続く」と発した私の言葉が元彼の炎に火をつけ、1年を目標としたお付き合いがスタートしました。
23歳の夏のお話です。
元彼との交際1年記念日まであと2週間・・・
元彼とは順調にお付き合いをしていました。同じ職場で家も自転車で15分の距離だったので暇があれば家に来て、過ごす日々が続きました。
カップルというよりかは親友という距離間で、特別なときめきもなく毎日一緒にいて当たり前の存在になっていました。
1年記念日の2週間前のある日。
元彼に対して何の不満もなかった私は、元彼のルールをすっかり忘れていました。
何気なく聞いた「記念日なんかする?」という質問に彼の息が止まります。
しばらくして元彼は「お前とは結婚せーへんかな」と一言だけいい、始まった別れ話。私は煮え切れない気持ちでいっぱいでした。
好きだけど別れる意味が理解できず、白黒はっきりさせたい元彼の経験には復縁の選択肢がないことを知っていたので、私は彼を説得しようとするも結婚は考えられないという彼の気持ちを変えることはできませんでした。
私自身も元彼を結婚相手として考えたことはありませんでした。
それは、23歳を目前にした元彼はフリーターで人生の最優先事項が就職だったから。
元彼のことは好きだけど、あなたが考えるべきことは結婚ではなく就職だということをいってしまった私のせいで元彼とはケンカ別れに。
元彼と別れても、絶交したわけではなかった
別れた翌日からも仕事で顔を合わせる元彼とはまだ仕事のパートナーでした。
関わらない手段も取ることができず、お互い業務をこなしていき、いつもと変わらず仕事が終われば食事にいく日々を3カ月繰り返しました。
交際していた過去があることから、手を出すハードルなどなく『都合のいい女』に降格してしまった私は毎日元彼と過ごす日々が苦痛になってきていました。
その気持ちを察した元彼は、「もう一回付き合ってもいいで」と上から目線で復縁を切り出しました。
これが元彼の照れ隠しでした。
『都合のいい女』を解消したかった私にとっては、都合のいい言葉でした。そこから彼との交際が再スタートしました。
付き合っていてもいなくても、元彼にとって私はいちばんの理解者で、私にとって元彼もまたそうでした。
お互い言わなくてもわかることが増えてきて、考えていることが手に取るようにわかることが良くない時もあります。
元彼とのケンカのほとんどが「どうせ〇〇やろ!」と責めあいの口論ばかりでした。
思っていることが分かり過ぎるからこそ相手をわざとイライラさせたり、プライドを傷つけたり。責めあう毎日は体力も消耗し、復縁は半年で幕を閉じました。
元彼と離れてから気付いた本当の気持ち
半年で終えた復縁期間後、お互いすぐに恋人を作りましたが、別れてからも元彼との関係性は『親友』でした。
私は新しく付き合った男性に1つ条件を提示しました。
それは「元彼との関係を束縛しないこと」。条件付きで付き合った男性とは1年一緒にいました。
元彼にも彼女が出来ましたが、それでも親友として会っていました。
元彼の彼女はきっと嫌がっているだろうと思いながら。
元彼が彼女を作って数か月後、彼女の嫉妬の矢が私に飛んできました。
彼の恋を少し応援していた私は彼女の嫉妬の矢を彼に報告。
元彼はその場で彼女との別れを決意してしまいました。
元彼も私と同じように条件付きの交際をしていたからです。
離れて、お互いの必要性を再確認するのに2年近くかかってしまいましたが、今は2度目の復縁。
私はアラサー女子になってしまいました。元彼は結婚を考えてくれているかはわかりませんが、今は元彼と一緒に過ごせて幸せです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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