いつでも一番近くで見守っていてくれた元彼。
フィーリングが合って、好きなものが似ていて、どこで何をしていてもずっとお互い笑顔でいられる人でした。
そんな人に出会えたことは奇跡で、ましてや一緒にいられるなんて幸せなことなのに・・・。
近くにいる時はその大切さに気付けず、別れてから存在の大きさに気付いたんです。
[mokuji]
長い友達期間を経て元彼の彼女になれたのに・・・
元彼と出会ったのはお互い高校一年生の時です。
SNSを通して仲良くなってから、土日はお互いの友達を呼んで、みんなで遊んでいました。
気が合って、一緒にいて楽しくて、かっこよくて、好きなものが似ていて・・・私は元彼が大好きでしたが、元彼には当時元彼女がいました。
そこから二年友達でいる間にその元彼女と別れて、その後、私に告白してくれて付き合うことに。
大好きな元彼と一緒にいられるだけて私は毎日幸せで、大きな喧嘩もせず、あっという間に一年が過ぎました。
そんな日々に終わりがきたきっかけは【受験】でした。元彼は卒業後、知り合いの会社で就職することがほぽ決まっていましたが、私は受験生で、毎日勉強に明け暮れる日々。
しかも県外の大学に行きたいと元彼に話したら、毎日でも会いたいタイプの元彼は猛反対・・・。
話が段々合わなくなり、喧嘩も増えて、「俺と勉強のどっちが大事?!」と言われたことがきっかけで別れを決めました。
お互い嫌いになったわけではなかったから、本当に苦しかったです。
毎日元彼のことを考えて、元彼の好きなものをみれば涙が出て、復縁したくなって・・・でも、その時は受験勉強を一番に考えたかった私は「復縁したい」なんて言えなかったです。
大学に入ってからも、元彼とは友達として連絡を取り続けていました。
地元に帰った時には遊んだし、時には一人暮らしの私の家まで遊びに来てくれたりもしました。
別れて半年経った頃には、口には出さないものの、復縁したくて仕方なくなっていました。
お互い好きで苦しいのに、なんとなく踏み出せない・・・
別れてから半年。お互い嫌いになって別れたわけじゃないから苦しかったです。
友達から始まった恋なので、別れてもまた友達に戻ろう!ということで、連絡も普通に取っていました。
元彼はまだ私が好きだということをちょこちょこ口にしながらも、私はハッキリしたことは何も言えず、何となく一歩が踏み出せないでいました。
その理由は2つあります。
まず1つは、車で3時間ほどの距離になってしまって、会いたい時すぐには会えない距離になってしまったということ。
毎日でも会いたいという元彼は「この距離が淋しい・・・」といつも言っていました。
私はその時「そうだよね・・・」と口では言いつつも、心の中で思っていたことがあります。
それは、もちろん淋しいけど、どうしても会えない距離ではないし、休みの日に会えれば我慢出来るのになぁ、元彼は無理なのかな・・・ということです。
もう1つは、大学生と社会人という立場の違いが出てしまったこと。
毎日の生活スタイルやタイムスケジュールが完全に違うし、お互いがどんなことをして過ごしているのか、なかなか理解が出来なかったことが辛かったです。
仕事の辛かった愚痴を聞いていても「あぁ、学生の私にはまだその苦労が分からないなぁ・・・ 」ということがよくありました。
きっと元彼も、私の飲み会やバイトの話を聞いていても「俺は仕事大変なのに、飲んで遊んで、軽くバイトかよ」って部分があったと思います。
お互いまだ好きということは雰囲気で感じつつも、そういった悩みどころとあったりして、そこからの復縁への一歩が踏み出せないでいました。
やっぱり元彼しかいない・・・!気持ちをきちんと伝えないと!
それから半年。段々元彼も、私への気持ちを言葉に出さないようになっていきました。
お互い復縁したい気持ちはありつつ、戻っても無理かも・・・という不安もあって、私は何も口に出せず、行動も起こせませんでした。
そんな時、私は別の人に告白されました。
でも、その人には申し訳ないけど、頭の中に浮かんだのは別れた元彼の顔。
「私が一緒にいたいのはやっぱり元彼だけなんだ」と、ここでやっと気付いたんです
素敵な雑貨を見つけた時、綺麗な景色を見た時、面白いテレビを観た時、そのことを一番に話したいのは元彼。
受験勉強で辛い時、友達と喧嘩した時、いつも傍で元気づけてくれたのは元彼。
楽しい時も辛い時も、ずっも隣にいてくれたのは元彼ということにやっと気付けた私は、気持ちをありのままぶつけました。
「今までは恥ずかしくて言えなかったけど、全部言う。
失って初めて気付いたけど、あなたなしの毎日は考えられない。
楽しいことはあなたと一緒に楽しみたい。
私が辛い時、元気付けてくれてありがとう。
私もあなたを支えたい。
私はあなたが世界で一番好きだし、これからもずっと好き。
だから、また一緒にいたい」
自分の気持ちをハッキリ口に出して伝えたのは初めてで、元彼はビックリしつつも、泣いて喜んでくれました。
「気持ちを口に出してくれないから、ずっと不安で踏み出せなかった」と言われて、反省しました。
今まで元彼は気持ちを伝えてくれていたのに、私は恥ずかしいからってうまく言えなくて。
心の中の気持ち、どれだけ強い気持ちでも、声に出さなくちゃ伝わらないこともあるんですね。
「あなたは大切な人」という素直な気持ちを相手に伝えることは大事なんだと分かりました。
色々心配していた点は、相手が一番大切という気持ちが大きかったので、取り越し苦労でした。
「ありがとう!俺も大好き!」と言ってくれた元彼は、今私の大切な主人です。
コメント