大好きで大好きで、、、でもその時の状況や環境が二人を結ぶことをゆるさない。
そんなことが世の中にはあるとおもうんです。
私がそう信じる理由は私自信が経験したからです。会った瞬間に運命を感じてあっというまに引かれ合いつきあった元彼との長い話です。
[mokuji]
元彼とは出会ってすぐに意気投合
私達は出会った瞬間からお互いが運命の相手だと確信していました。
私達という言い方をするのは元彼も私と同じように初対面で感じていたからです。あっと言う間に離れなれなくなり付き合うことに。
他の誰にも感じたことのない深い愛情を元彼に感じていました。やすっぽく聞こえるかもしれませんが人と愛することを彼とであって私は知りました。
紹介してくれた友達もここまで意気投合するとはびっくりしていたみたいでした。
どこへ行くのも何をするのも一緒。まるで恋人というより親友のような関係でした。私が何を考えているか言わなくてもわかってくれる心地よさ。。。
でも私達には一つ問題がありました。その問題は私達自信では解決できるものではなかったのです。
運命のいたずらに振り回されて
元彼は日本に留学に来ている学生だったのです。
同じ大学でサークルを通して出会い、付き合っていました。でも元彼には留学の期限がありました。
元彼の出身の国はとても宗教色の強い国で元彼は日本にいるから自由に恋愛をできたけれど自分の国へ帰ってもし日本人の私と結婚したいなどと言ったら元彼の両親に猛反対されるだろうといっていました。
元彼の国では結婚相手は親が決めるのが一般的で恋愛結婚はほとんどないらしいのです。
元彼のビザが切れて国へかえらなければいけない日がどんどん近くなるにつれて私は毎日泣きました。元彼も泣きました。どうして、、、こんなに好きな人と離れなければいけないのか。
大学を卒業したての私達にはまだ結婚する覚悟はできていませんでした。
元彼との別れは刻々と迫っていました
ついに元彼が国へ帰る日がきました。悲しくなるはわかっていたのであえて空港には行きませんでした。
最後に元彼は私に、もし二人が一緒にいる運命ならば神様が必ずまた出会わせてくれるはずだと。もしそうでないならばこれで終わるだろうと。
その時の私には悲しさのあまり元彼が私と都合よく遊んで国へ帰っていく口実だろうとも考えました。でも出会ったあの日、二人が感じた運命を疑いたくない。本物の愛だと信じたい、、。溢れる涙とともに葛藤し、胸がはりさけそうでした。
あんなに泣いたことは人生でもないかというくらい夜がくるたびに泣いていました。でも私の愛した彼はそんな軽薄な人ではない。必ず解決策を考えてくれるはず。そう信じることにしました。
それからしばく元彼から連絡はなく事実上、別れていました。私も次の恋を探そうかと友達に相談していました。
奇跡は起こるべくして起こる
それから一年ほどして私の生活も落ち着きを取り戻し、違う人とデートに行くようにもなっていました。
そんなある日、元彼から連絡が来ました。元彼は私への愛情は変らないと言ってくれました。
でも正直いって遠く離れた国にすんでいてどんな将来があるのか、絶望している自分もいました。
でも元彼はビックニュースを届けてくれました。なんと日本で働くことになったのです。そして彼の家族を説得して私と結婚したいとも言ってくれたのです。
ああ、やっぱり運命ってあったんだ。あの時は二人の力ではどうすることもできなかったけれど、神様が私達をまた一つにしてくれている。この人と一緒にいるべきなんだと感じました。
人生には自分の力だけではどうにもならないこともあります。でも自然に上手くいくこともあります。きっと私と元彼の復縁は運命だったのでしょう。
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