元彼と出会ったのは高校生の時でした。
元彼は二歳年上で男の同性の人からは好かれないけれど、異性からはモテるような人でした。
関係が始まったのは私が高校一年、彼が高校三年生の夏でした。元彼はバスケ部に所属していて私はそのバスケ部のマネージャーでした。
[mokuji]
元彼のセフレになったきっかけ
私がセフレになったきっかけは、元彼からの誘いでした。バスケの練習試合が終わった日のことでした。
元彼のことはかっこよく優しい人なので好きだったので部室で誘われた時はビックリしましたが、嫌われたくなかったのでそのまま雰囲気のままことを終えました。
関係を持ったら、男女は付き合えるのだとばかり思っていた高校一年生。
数日たっても先輩からのほしい言葉、「付き合ってほしい。」「好きだ」の言葉もなく寂しい日々を過ごしていました。
ある日勇気を出して元彼に聞いてみました。そしてその返事は私が期待していたのとは違う言葉でした。
「先輩と後輩じゃん」と言われてしまい本当にショックでした。それでもあきらめきれずに毎日のようにメールやアプローチをしてみたりして必死に元彼の気を飛行。
好きになってもらおうと幼いながらに考え日々努力をし、元彼の好きなタイプにちょっとでも地価図工としました。努力が報われたのか何か月かごに告白したら「付き合おう」という返事がもらえました。
彼になったせんぱい
告白も何もしてもらえなかったただのセフレから彼女に昇格した私。毎日が楽しくてウキウキでバラ色のようにすべてが見えていました。
元彼と初めて行ったデート。映画館に行き、ご飯を食べ何にもなく変えるということもあり、セフレから彼女に昇格したんだと自信がつきました。
元彼からの呼び方も後輩から名前になり、部活の時には普通に後輩のままでその名前の区別だけでもうれしくて特別な感じがしていました。
毎日わくわくで大嫌いな学校もがんばれ、マネージャー業もせっせと頑張り、先輩とデートができることが本当に喜びでした。
しかし数か月たったころにはメールの返信も遅く、「うん」「おう」など私には興味ないような感じで寂しかったのですが浮かれていた私は疲れているだけだと思い、なんとも思いませんでした。
ですが、浮かれていたのは私だけで元彼の心はもうとっくに違う人のところに行っていたのです。
そのことを知ったのは彼と関係のある女の子が彼女の私に言ってきたのです。「私の彼だから」と勝ちほころびながら。
新しい彼女そして元彼との別れ
宣戦布告を受けた私はまず本人に確認することに。他人から言われても本人を信じないとと思っていた私は元彼に聞いてみました。
するとめんどくさそうに「お前のことめんどくさい、まだ気づいてなかったのかよ。態度に出してたのにめんどくさい」と言われました。
さすがにバカな私でもショックで愛されていないことが直に伝わったので「めんどくさいの気づかなくてごめん。分かれてください」と言いました。
元彼も何とも思っていない感じに「いいよ」と言ってくれたので、何事もなく別れることができたのですが、やっぱりまだ心のどこかで好きで忘れられない日々を過ごしていました。
自分でもびっくりするくらい大好きだったんだなと思い浮気するような馬鹿を好きになってしまった私はもっとバカだと思いながら寂しい日々を過ごしていました。
寂しい日々を過ごしていたところに風のうわさで「元彼君別れたみたいよ。」と知ることになりました。
でも信じられない。浮気をしてまで付き合った人なのに。信じられずに平凡な日々を過ごしていると・・・
元彼から彼氏へもどる
好きだった元彼からの連絡が・・・「ごめん。」「やっぱりすきだ、つごうよくてごめん。」との連絡が。
私も好きだったのでもちろんいい返事をして元彼から彼氏へ。その後何年も付き合い、同棲することになりました。
同棲したのちに、両親を交えての食事会、結納を済ませ、婚約をしました。結婚式をし、子供にも恵まれ幸せな家族になりました。
私には無理だと思っていた恋愛から成就、その後捨てられもどってきてくれた元彼。無事に結婚もしたのですがまだ信じ切れていない私がいる。
大好きなのに浮気されそうな怖さと闘いながら幸せの日々を壊さないように穏便に過ごしている現実。もうこの先浮気がないように祈りながら何十年もこの元彼と歩んでいきます。
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