私は、27歳、企業で事務員として働いている主婦です。
普段から、星座占いや血液型占いを時折確認しては、信じ込むタイプの私ですが、一度も占い師の方にみてもらったことがありませんでした。
[mokuji]
占い師との出会い
26歳の春、同じ会社で働く日々、このままでいいのだろうかと今後の人生について悩んでいました。周りの友人たちが次々と結婚や出産をしていき、両親と生活する中で、私も「結婚」というこの2文字をだんだん意識するようになっていました。
当時、私には、別れと復縁を繰り返し、かれこれ8年ほどの付き合いになる彼がいました。
そんな彼と久しぶりのデートをしてお別れした帰り道、「この先、彼との関係はどうなるんだろう、このままお付き合いを続けていいのだろうか、それとも結婚する相手を探した方がいいのだろうか」とまた悩み、考えながら道を歩いていました。
すると、帰り道の公園で地域を盛り上げるイベントを開催していました。地域に根ざした新サービスの紹介等をしているブースの一角で、「本日限定!無料占い体験」という文字を発見。
なんの迷いもなく導かれたように、その角に行き列に並びました。そこで待つこと20分ほど・・・
占い師の助言
そこに座っていたのは、50歳くらいの中年の女性が一人でした。占い師といわれればそのように見えますが、いかにも!という感じではなく、気さくな笑顔で「どうぞ」と出迎えてくださいました。
その方の前に座ると、まずは自己紹介をしてくださりました。占い師の仕事を専門としていらっしゃる主婦の方だそうです。
「今日はイベントの為に特別に無料で四柱推命の占いを行なっています。何について占いましょうか」と尋ねられました。
私は、今お付き合いをしている彼との将来についてぜひ占っていただきたいと答えました。
するとコクリと彼女は頷き「それではまず、あなたの名前と生年月日を教えてください。そして彼の名前と彼の生年月日も同じく、こちらの紙に書いてください」と紙とペンを差し出されました。
書き終えると、その方は何やら本を見ながら話しはじめました。
「まずは、あなたの運勢についてお話しましょう。昨年は、あまりいい年ではなかったんじゃないですか?”決裂の年”だったようです。
でも今年は”まとまる年”です。今年は、あなたの人生の中で一番良い一年になるはずです。星がそう導いてくれます。だからなんでも挑戦してみるといいです。」と言われました。
その言葉を聞いた時は、正直驚きました。まず、”決裂の年”という言葉です。確かに、昨年は会社の上司とうまくいかず、体調を壊し、3年間勤めていた会社を退職しました。
そしてその反動で、全てを一旦”リセット”したいという思いから、結婚を考えていた彼と別れ、海外に移住しました。海外でリセットをしてから、再び日本に戻ってきたのが、その”まとまる年”につながったのだと感じました。
そのようなことも占いでわかるのかと驚きを隠せませんでした。
彼との運命
次に気になる彼との運命についてですが、「彼とあなたは同じ年にまた近い星のもとに産まれているので、大体同じような運命を辿ります。だから安心して、彼と結ばれても大丈夫です。
彼の守護霊は恐らくおじいちゃんでしょう。おじいちゃんがちゃんと彼のことを見守っているので、あなたももし、彼と結婚したら彼のおじいちゃんがあなたのことも守ってくれますよ。
彼は、責任感が強いし、マイペースなところもあるので、結婚というのはすごく大きくて責任があるものだというのを人一倍に感じているかもしれません。
でも、あなたとの結婚は意識しているはずです。だから信じて待ってください。きっと今年中に結婚するでしょうか。」と言われました。
見ず知らずの方に、ここまで背中を押してもらってなんだか心が穏やかな気持ちになりました。全てが全て当たっているのかどうか分かりませんんが、彼のことを信じて待ってみようと思いました。
それから2ヶ月が経ち、彼は地方に転勤になりました。その際「ついてきてほしい」とプロポーズされました。
今までのところ、その占い師の方が予言したように物事がいい方に進んで行っているように思います。
信じるか信じないかは、自分次第ですが、あの日、あの公園に偶然行ったのも何かのご縁のように感じます。
今後も彼女に占っていただきたいなと思うくらい素敵な占い師に出会うことができました。
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