「元彼と復縁? そんなの有り得ない! 一度別れたのにどうしてまた戻る必要があるの?」
そう思う方、多いのではないでしょうか?
実はかく言う私も、かつてはその中のひとりだったのです。
しかしそれでは何故元彼と復縁することになったのか? 今回は私が体験した元彼との復縁についてお話していこうと思います。
[mokuji]
元彼と出会ったのは○○!今までとは違うタイプにドキドキ
私が当時交際していた元彼と出会ったのは、海外に留学しているときのこと。
海外留学しているにも関わらず、日本人でした。
その理由としては、私はそれまでにも何年間か海外に住んだ経験があり外国人とお付き合いをしたこともあったためです。
それ故、留学生でありがちな、語学力向上のために外国人と付き合いたいというようなこともなく、むしろ価値観が似ている日本人の方が楽だと思っていたほどでした。
日本人であった元彼は同じ留学生であり、付き合うまではずっと友人という間柄でした。
それまでに私の周囲にいた男友達とはタイプが違い、元彼はまるで女友達のような、どちらかと言えば「共感タイプ」の人間だったように思います。
一緒に話していればまるで女子同士のように盛り上がり、きゃっきゃ言い合えるような関係に非常に安心していました。
元彼とのここが間違いだった!気持ちの勘違い
これは後になったからこそ言えることでもあるのですが、その安心感を私は「恋愛」だと思ってしまいました。
ここがまず間違い。
その安心感は恐らく家族や幼馴染み、親友などといった近しい人たちに感じるようなもので、決して男性として感じていたものではなかったのです。
しかし何故そのような勘違いをしてしまったのかと言うと、私はこれまでしてきた恋愛が「一緒にいるとドキドキする」「別れないように自分磨きを続けなきゃ」というような刺激的なものであることが多かったからです。
きっとその「安心感」は私にとって「楽」ということだったのでしょうね。
元彼といると自分らしくいられるからと、まるで好きであるかのような錯覚をしてしまいました。
もちろん人としては好きでしたが、それが恋愛と違うことに気付かなかったのです。
そのまま突っ走る。元彼と付き合い始め~別れまで
そんなある日、元彼に告白されました。
日本だとあまりないかもしれませんが、当時私は海外で、それも自然豊かな場所で暮らしていたこともあり、ビーチに行って、夕陽を眺めながら。
元々私はロマンチックなことがあまり好きではなかったのですが、ビーチや山、公園などしかない田舎。仕方のないことですね。
自分の気持ちを勘違いした私はそのまま告白を受け入れました。
デートではビーチや映画、キャンプや旅行などに行ったり、家にいるというようなことは少なかったと思います。
しかしそこでひとつ気になり出したのが、付き合い始めても女子同士の関係が一部抜けていなかったこと。
付き合う前は友人関係にあり、また、女子同士のような関係が続いていたことで、交際を始めてからも、そこが変わることはありませんでした。
女子の中ではどちらかと言うとリーダーになりがちだった私。元彼といてもそれは同じでした。
何をするにも私が引っ張り、挙げ句の果て元彼には「これ、やってくれない?」「予約お願いね」と言われる始末。彼氏には引っ張って欲しいタイプだったので、結局それがストレスとなって、互いの日本帰国前に話し合いの末別れることになってしまいました。
元彼と日本で再会!話し合いが開かれる
互いに留学終了をきっかけに母国である日本に帰国。それをきっかけに私が切り出し別れたわけだったのですが、元々友人関係にあったこともあり、私と元彼の関係は元通りになっていました。
元彼が実際にどう思っていたのかは分かりませんが、少なくとも私はそう思っていました。
海外で出会ったわけですから、地元も交友関係も全く違う私たち。しかし留学先で知り合った共通の友人が、半年ほど経ったある日、突然元彼の地元に旅行に行こうと言い出したのです。
気まずさはなく、私はまた海外へ行く予定がありましたから、日本にいるうちに色々な場所を回っておきたいということで、了承の返事を出しました。
もちろん現地で元彼とも合流するということが旅行の日程にも当然組み込まれていましたから、また元彼と連絡を取り、自然の流れで再会。
そして夜に一緒に飲んでいると、思い出話に花が咲きました。
お互いに当時言えなかった気持ちなどを告白していると、どうやら私たちは不満などをぶつけることに遠慮し過ぎていただけということが判明。
そして折角だからともう一度お付き合いすることになったのです。
結局最後の最後まで「女子同士の付き合い」だった私たちなのでした。
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