復縁体験談

摂食障害と自傷行為を乗り越えて元彼と復縁した体験談

投稿日:2017年10月7日 更新日:

二十歳の秋、夏季のリゾートバイト先で出逢った元彼と付き合ってから、私の人生は大きく変わってしまいました。

それほど太ってもいなかった私はダイエットの経験もなく、ダイエット自体に興味もありませんでした。

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 元彼の一言で過食嘔吐に

元彼は一つ年上でスポーツマン。常に体型維持の為にカロリー制限や運動を行うほどストイックな人でした。

最初はそんな元彼に惹かれたのかもしれません。しかし、いつからか元彼は私にもカロリー制限をするように言い始めたのです。

外食をすれば必ずカロリーをチェックし、食べたいものが決まっても簡単には注文できません。今日何を食べたのか、どれくらいカロリーを摂取したのかを聞かれます。

そんな付き合いが一年続いた頃、テレビのドキュメンタリー番組を目にしました。

テーマは摂食障害について。拒食症、過食症、過食嘔吐、聞きなれない言葉でした。

「お腹が空くのはどうにもならない。でも次会う時に太っていたら何を言われるか分からない。」

そんな恐怖心を抱いていた私には、過食嘔吐という行為が輝いて見えたのです。

食べても吐けばいい。満腹になるまで食べても吐けばいい。私は取り憑かれた様に食べました。

カロリーの事も気にせず好きなものばかり食べました。一度に買う食べ物の量も三人分はあり、それを一食で胃に詰め込み全て吐くという行為を一カ月続けました。

遠距離だった元彼と次に会った時には5キロ落ちていました。

過食嘔吐は既に自分の意思では止められなくなっていました。体力的にもきつく、浮腫や頭痛、胃痛とも闘う日々。

販売員という仕事柄、一日中立ったままなので貧血からくる立ちくらみも酷くなり、仕事も休みがちになってしまいました。

しかし、「過食嘔吐を止めたい」という気持ちが強くなり元彼にも相談したところ、「それで痩せるならいい」と言われてしまったのです。

過食嘔吐を始めて5ヶ月経った頃、変わっていく私を近くで見ていた男友達から目を覚まさせられました。

そして一カ月にも及ぶ説得で、私は元彼との別れを決めたのでした。

過食嘔吐はその後すぐ止められる訳ではありませんでしたが、男友達が後に彼氏になり、同棲を始める事で回数は減っていきました。

私が口にする食事の量を見ていてくれたり、吐かなくていいと言い続けてくれました。

とても温かい支えだったのを今でも覚えています。

同棲していた元彼の子を流産し過食嘔吐再び

同棲を始めて半年後に私は妊娠しました。

吐き悪阻が酷くなってきた頃、今まで当たり前の様にしていた吐くという行為がこんなにも苦しいものだったのかと、改めて感じたのです。

しかし流産をし、私はショックのあまりしばらくの間は仕事にも復帰できず、家でボーッと過ごす日々が続きました。

仕事で忙しくしている自分が好きでした。仕事をしている充実感が私には必要で、仕事はまさに生き甲斐でした。

働けなくなってからはその生き甲斐もなく、何も変わらず元気に楽しく働けている元彼が羨ましく思えていました。

そしてその羨ましいという感情がストレスになり、また過食嘔吐へと繋がっていったのです。

元彼にあたることもできず、怒りの矛先を自分に向ける事でストレスは解消しました。

しかしそれは根本的な解決にはならない事も自覚していました。

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増え続ける摂取量、痩せ続ける体、そして過食嘔吐をした後には必ず「死にたい」という感情に襲われました。

手首にカッターをあてて何箇所も傷つけました。

ある時、元彼は仕事が早く終わり突然帰宅しました。私は自傷行為の最中。嘔吐の後で頭も回らず、部屋中食べたもののゴミだらけでした。

元彼は怒らず抱きしめてくれました。まだ続いていた過食嘔吐とリストカットをする位追い込まれた精神状態を理解してくれ、すぐさま病院を探してくれました。

言いたい事が言えない性格の私は、病院でも1割程も話せずにいました。

病院の先生との相性もあるとは聞いていましたが、私は恐らく合わなかったのだと思います。話す事にストレスを感じ、症状は悪化。

しかし、元彼にあたるという事が出来る様になったのです。

それからは喧嘩が絶えず、お互いに暴言をぶつける毎日。喧嘩の後は必ずと言っていいほどリストカットに走っていた私を見て、元彼は「もう手に負えない」と言いました。

私にとっては支えでした。これ程まで自分を包み込んでくれた人はいませんでした。

元彼に言いたいことを言う事で過食嘔吐の回数は減っていきましたが、喧嘩の度に増える傷を見た元彼からすれば「もうどう支えていいか分からない」といった状況だったはずです。

別れを告げられた後、私は後悔とよく分からない感情に浸っていました。

自分の意思の弱さからリストカットもやめられなかった後悔。そして「別れた後で私が死んでもいいの?」「支える事を放棄されたの?」という感情。
「もう飼えない」と言われたペットもこんな感じなのだろうか。

 元彼と別れたことで強くなることが出来た

別れを告げられてから一カ月程は、どうしたら戻れるのか考えていました。

元彼は仕事終わりにパチンコに行っていたので、私も1人でパチンコに行き偶然を装ったりもしました。

会うきっかけを作るのに必死でした。

少し前まで付き合っていた彼氏なのに、別れてからは一番近づきにくく、一番遠い存在の様な気がしました。

「嫌いで別れるんじゃない。もっとお互いに強くならないといけない。もっと自分を大切にしてほしい」元彼に言われた最後の言葉でした。

強くなるってどういう事なのか、大切にするってどうしたらいいのか、たくさん考えました。

女友達との付き合いが嫌いな私。同棲をしていた頃一切遊びに行かず、元彼の愚痴も誰にも話さずにいました。

しかし、別れを機に女友達との交流を増やし、人に自分の事を話すという事を少しずつやってみました。

何かの本で「脳が顔を作る」と聞いたことがありますが、女友達との交流が増えていくうちに私の顔は変わっていきました。

溜め込んだ顔をした私はいなくなり、彼氏はいなくても楽しいと思える毎日を過ごせる様になっていたのです。

不思議な事に、その頃には過食嘔吐もリストカットもしなくなっていました。環境が変えてくれたのだと思います。

完全には元彼を忘れてはいませんでした。復縁したい気持ちもありましたが、一度連絡を完全に断ちました。

そして私は私のフィールドでやれる事をやり、楽しみ、仕事でも目標を持ち頑張ることで前を向くことができたのです。

別れて半年後、元彼から連絡がありました。仕事場も近い為顔は合わせていましたが、連絡はかなり久しぶりでした。

楽しそうに働く私の姿、顔から溢れ出る元気なオーラ。偽りの元気ではなく、心の底から何かを楽しむ姿が元彼を振り向かせたようです。

そしてまた友達の頃の様に食事に行く回数が増え、別れて一年弱で元彼から復縁したいと言われました。

それから現在7年経ちますが、一人一人の時間も大切にできて対等な立場で話ができる、いいパートナーとなりました。

前の彼と付き合っていた頃から止められなかった過食嘔吐も、元彼との別れがなければまだ酷く苦しんでいたと思います。

一度環境を変える事、自分を大切にするという意識を持つ事で私は変われました。そして自分の魅力を相手にももう一度気づいてもらうことができました。

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